昨今、
不動産業界で活躍が期待されている【賃貸不動産経営管理士】
最近、この賃貸不動産経営管理士というライセンスを持った方々とお会いする機会が増えた。
近年、少子高齢化や人口減少を背景に不動産がストック重視の時代を迎え、
不動産を取り巻く環境が急速に変化しつつある。
これまでの不動産業界での不動産行政の観点から見れば、
【宅地建物取引業法】により不動産取引の公正化が図られ、
【マンションの管理の適正化の推進に関する法律】により
分譲マンションの管理の適正化の推進が図られていましたが、
賃貸不動産の管理に関する特別な法規制やルール等が存在していませんでした。
現在、賃貸住宅数は、国内の住宅戸数の約25%を占めており、
社会的にとても重要なストックになっているにもかかわらず、年々トラブルが増加傾向にある様です。
賃貸不動産の所有者、居住者、投資家等のステークホルダーと賃貸管理業業界との間に
確かな信頼関係構築し、賃貸人と賃借人の利益保護を図る目的で、国土交通省において、
【賃貸住宅管理業者登録制度】が施行され、
この制度の中心的な役割を果たしていくことが期待されているのが、
【賃貸不動産経営管理士】ということです。