都心を中心に新築住宅価格が高止まりし、中古住宅を購入する一次取得者が増えている。
新築住宅を購入する場合に比べ、
同じ予算であれば駅に近く利便性の高い物件を手に入れるチャンスが広がる。
ただ住宅の劣化やリフォーム工事に対する不安もあるが、
住宅診断(ホームインスペクション)を使うことで不安は解消できる。
目次
【中古住宅の品質診断や検査をする主な公的制度】
✳︎参考まで✳︎
1・フラット35リノベ
≪概要≫
リフォーム工事前の住宅検査、工事計画書の確認、工事後の住宅検査と3回実施。
≪メリット≫
融資金利を最長で当初10年間0.6%引き下げ。
2・長期優良住宅化リフォーム推進事業
≪概要≫
リフォーム工事前の住宅診断と工事計画書の確認。
≪メリット≫
対象工事などの費用の3分の1、上限200万円の補助金。
3・既存住宅売買瑕疵保険
≪概要≫
保険加入前に住宅検査。
≪メリット≫
検査箇所に1〜5年間に重大な欠陥があれば保険金。
【新たな住宅ローンの登場!】
以前は住宅購入とリフォーム工事のローンは別個で、
リフォーム用は金利が高いなど中古物件の購入者にとって使いづらい面があったが、
最近は双方を一本化した低い金利の専用ローンが相次ぎ登場している。
[日本経済新聞より]
中古住宅購入時に補助。改修費最大50万円40歳未満に。
政府は中古住宅を購入する際に必要なリフォーム工事の費用を、
1件当たり最大で50万円補助する制度を創設する。
欧米に比べて少ない中古住宅の取引を活発にし、深刻になっている空き家問題の解消につなげる。
対象を40歳未満の購入者に絞り、若年層が使えるお金を増やして個人消費を底上げする狙いもある。
あとがき
中古住宅の購入を検討している方には、うれしい制度の創設ですね。
東京住宅流通センター株式会社
https://thdc.co.jp